トルコフェスティバルでいただいたトルコのお菓子が美味しかったので、都内のトルコ料理のお店にお邪魔してトルコのチャイとスイーツをいただきました。チャイは甘いという概念が見事に崩れました。
今回お邪魔したお店は
家庭的な暖かさトルコ料理専門店ドルジャマフセンさん
先日遊びに行ったトルコフェスティバルでトルコの食文化に興味を持ったので、トルコ料理専門店に行ってみたくなりました。
以前住んでいた街の駅を出たところにトルコ料理専門店があったのを思い出して早速行ってみました。
今までトルコ料理に触れる機会はあまりなかったので、どのメニューを見ても未知の世界という感じがしました。まるで知らない国を旅しに来たようで、とても新鮮な感動を味わうことが出来ました。
時々、日常から離れて新しいものに触れるのっていいですよね。旅行に行かないまでも、旅行気分を味わうことが出来ました。
こちらのお店は、ご夫婦で経営されているお店でアットホームな暖かさがあります。とても気さくなお店の方でトルコのお料理のことやトルコのランプのことなど色々教えていただきました。
トルコ料理専門店ドルジャマフセン
営業時間:火曜~日曜 17:00 〜 (L.O.23:30 日祝は21:30)
定休日:毎週月曜(但し、祝日の場合は翌休)
チャイはお国によっては甘くない?
トルコのチャイは甘くなかったり、甘くてフルーティーだったり 各220円
さて、肝心のお茶とスイーツのお話です。私は最近までチャイはインドカレー店にある甘いミルクティーのことだと思い込んでいました。
ところが、調べて見るとチャイとは茶という意味のお茶を総称する言葉。お国によって飲み方も違うということを知りました。
トルコのチャイは、基本は甘くないストレートティです。でも、お好みで砂糖を入れられるようにお砂糖も添えてありました。
また、フルーツ果汁が入っているフルーティなチャイもありました。こちらは甘くてエルマチャイ(りんご)、リモンチャイ(レモン)、ナルチャイ (ざくろ)の3種類。 果物の風味や酸味、甘さが生かされたフルーティーなチャイです。
今回は甘いトルコスイーツと共にオーソドックスなストレートのチャイをいただきました。
器は、これまたトルコ式の茶器でガラス性の小さなグラスに入っている熱いお茶。受けるお皿もガラスでできています。
お茶を運んでくださる時に使っていたお盆は、先日のトルコフェスティバルで見かけた、例のこぼれないお盆でした。早速このお盆で運ばれたお茶を飲むという夢が叶っちゃいました。
繊細な模様の描いてある茶器は、なんだか見ているとうっとりします。このうっとりタイムがお茶の時間の醍醐味なんです。
トルコのスイーツ三種食べくらべ
つぶつぶ感がくせになるライスプリン『ストラッチ』480円
今回は特別バージョンの抹茶のストラッチをいただきました。
独特のツブツブ感と香ばしい感じがするのは、お米の風味なのかな。優しい甘さです。
名物伸びるアイス『マラシュ ドンドゥルマ』600円
「のびるアイス」で知られる トルコアイスの粘りのもとは、 サーレップというラン科の植物の成分なんだとか。ふんわりとした食感が独特のアイスクリームです。
ベタですが、伸びるなあと思いながら、ビヨーンと伸ばしていただきます。
甘くて小さいパイ『バクラヴァ』540円/2個
ピスタチオナッツが詰まっている甘いパイ状の焼き菓子です。甘いシロップもたっぷりかかっています。
バクラヴァは先日のトルコフェスティバルで、はじめていただいたトルコのお菓子です。とても美味しかったので、ドルジャマフセンさんでも注文してみました。
こちらのお店では、いつもはくるみが入っているらしいのですが、この日はたまたまピスタチオナッツの日でした。くるみバージョンもぜひ食べてみたいです。
先日はトルココーヒーとのペアリングを楽しみましたが、紅茶との愛称もバッチリです。
結論 トルコのチャイは基本は甘くない
水のようにたくさん飲むから甘くない方がいい
世界で一番お茶を飲んでいる国は、なんとトルコなんです。なんとなくインドかな、それともイギリスかななんて思っていましたが、意外な結果。
トルコのチャイはストレートが基本です。
日常的にたくさんお茶を飲むなら、甘くないストレートティーが基本なのも頷けます。
もちろんお砂糖を入れても美味しくいただけましたが、やはり熱々をストレートでさっぱりといただくのが一番なように思いました。ちなみにトルコのチャイはスパイスやミルクは入っていません。
また、トルコは果物の産地としても有名なようで果物天国とも言われるのだとか。チャイもフルーツの風味を生かしたチャイがありました。
フルーツのチャイは、甘さが特徴なのでトルコのチャイは甘いものもあるということになるのかな。でも甘さは果汁の甘さなので、厳密に言うとお茶は甘くないストレートです。
さくらんぼやざくろ、あんずと言った日本では珍しい果物のジュースをお店でも提供していました。トルコの気候が果物作りに適しているから果物天国なんだとか。
その土地の気候や風土でお茶の飲み方も変わってくるのだなあとあらためて思いました。
まだまだ世界のお茶を研究しないとね。茶の道は深いです。
先日訪問したトルコフェスの様子はこちらの記事に書きました
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