要町駅にほど近いところに、ときどきしかオープンしないお寺の中のカフェ「ぼうず'n coffee」があります。
ときどきしか開かないお寺のカフェの営業日はフェイスブックをチェックしてください。気まぐれにオープンしています。
ぼうず'n coffeeとは
ときどきオープンするカフェ
いつオープンするかは、フェイスブックで確認してください。
空気が澄んでいる静かな空間
お茶をいただく和室は、お庭につながる窓が開いてるので、冷たい新鮮な空気が満ちています。 近くに大きな通りがあるのが嘘のよう。聞こえる音は、 鳥の羽ばたきとさえずる声。時々、ししおどしから落ちる水の音が、ぽちゃん。普段なら聞き逃すような小さな音まで聞こえてくるような静けさにつつまれています。
お庭が素晴らしい
新緑が目にまぶしいです。キラキラした新緑を見ていると清々しい気分になります。 京都にでも旅行に来たような気持ちになります。
縁側に座布団をひいて座るもよし。

窓のガラスは、古いボコボコ歪みがある今となっては、 貴重なもの。 古い建築好きな方には地味にたまらないポイントです。歪んだガラス越しの景色は、 まるで水の中のようでゆらゆらゆらいでいるような美しさがあります。

秋に来たら、紅葉が素晴らしいんじゃないかな。お庭には紅葉の大木がありました。時々お庭眺めに来ようかな。お庭を眺めていると別世界にいる気分になれますよ。
あっと言う間に1時間たちました。
お茶とお菓子でおもてなし
コーヒーやお抹茶と共にお菓子がいただけます。お庭を眺めながら、ホッと一息つく空間を味わいましょう。
お抹茶をいただきました。日本庭園を眺めながらだとやはり一幅のお抹茶が欲しくなります。
茶道のことば
茶道の世界で喫茶去(きっさこ)という言葉があります。
茶室の床の間の掛け軸の定番のことばで、よく見かけます。あるときお茶の先生から教わったのですが、喫茶去も元々は、禅からきた言葉です。
去は、去ると読みますがこの場合は、去るという意味はなくて、喫茶という 言葉を強調する目的で使われています。
どうぞ、どうぞ、 お茶でも召し上がれ。というだけの言葉ですが、実は深いんです。
貧富貴賤男女の差なく、どなたでもおもてなししますよ。どんな方でも差別なく受け入れますから少し休んでいきなさい。という尊くやさしい言葉だったりします。
どんな人でも受け入れてくれて、 何を言うでもなく、そっと寄り添ってくれる。 そんなさりげないおもてなし。派手さはないけれど最高の励ましになることがあります。これが 喫茶去の精神です。
こちらのカフェは、そっと寄り添いながら時間と空間を少し貸してくださっているような感じがしました。
ぼうず'n coffeeドリンクメニュー
エスプレッソ 300円
アメリカーノ 400円
カフェラテ 400円
カフェモカ 400円
抹茶オレ 400円
ココア 400円
ミルク 400円
抹茶 500円
この日のぼうず'n coffeeおやつメニュー
どら焼き 300円
きんつば 300円
最中 300円
どら焼きホイップ 350円
あんバタートースト 400円
お団子 450円
白玉宇治金時 450円
「祥雲寺」ぼうず'n coffee
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